サゴワームの味を実際に食べて確かめてみた！

Bugma

最近話題の「昆虫食」が気になったので、僕も「サゴワーム」を試食してみたよ！

え、サゴワームってなに…？

Yome

Bugma

まあ、簡単に言うと虫の幼虫だね。

うわぁ…それって食べられるの？

Yome

栄養価が高く、次世代の食材として注目されている「昆虫食」。

今回、食べられる昆虫の中でも特に美味しいとされる「サゴワーム」を試食してみました！

このような疑問をお持ちの方に向けて、実食レポートを中心にサゴワームについて詳しくお伝えしていきます。

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サゴワームとは？

サゴワームとは、ヤシオオオサゾウムシ（ヤシゾウムシとも）という昆虫の幼虫です。

サゴワーム [*1]

ヤシオオオサゾウムシ（サゴワームの成虫）[*2]

わ～、なかなかインパクトのある見た目だね…。

Yome

Bugma

原産地ではヤシの木を枯らす害虫というあつかいも受けているらしいよ。

東南アジア～オセアニアが原産の甲虫ですが、現在は南アメリカやアフリカでも幼虫であるサゴワームが食用に養殖されています。

この昆虫が好む木が「サゴヤシ」をいうヤシの木なので、サゴワームという名前で呼ばれています。

東南アジアの一部の人々の間では、貴重なタンパク源として昔から食べられてきた昆虫なのです。

サゴワームの味を確かめてみた

今回、サゴワームの味を確かめるため、bugoom（バグーム）の「MIXED BUGS【No.23】」をオンラインで取り寄せました！

手元に届いてまず思ったのは、「え？こんなにパッケージ小さいの！？」

15gとは書いてありましたが、1,500円でこの量はなかなかに高級品…。

まあでも初めての昆虫食なので、いきなりバクバクは食べられないだろうから、これくらいでちょうどいいのかな？

というわけで、期待に胸を膨らませていざ開封！

香りを嗅いでみると、「ん…？ナッツかな？」という感じ。

初昆虫食ということで身構えていましたが、「これならいけるかも！」という印象でした！

香りに違わぬナッツのような味わい

というわけで、さっそくサゴワームに挑戦してみることにしました！

ドライ食品なので、見た目はこのような幼虫のミイラという感じです。

Bugma

それでは頂きまーす！

うわぁ～……どんな感じ？

Yome

Bugma

あ～…何だろう……アーモンドみたい！

香りを裏切らず、やはりナッツのような味わいで、ほんのり甘味を感じました。

あと、硬い頭の部分の影響なのか、ほのかに干しエビのような風味も入っています。

食感はパイ生地のような感じ

bugoomの昆虫食は、かなりしっかり乾燥されたドライスナックです。

なので、噛んでみるとサクッとしたパイ生地のような食感でした。

元の姿から想像されるようなグニュっとした感じは全然ないので、気持ち悪さは全くありませんでした。

結論：けっこう美味しい！これはおすすめ

初めは恐るおそるでしたが、ひとたび体験してしまえば普通に美味しいスナックという印象です。

けっこう塩味もしっかりついているので、ナッツを食べるような感覚で楽しめる食品だと思いました。

後味もさっぱりで嫌な感じは一切ないので、これは大変おすすめできます！

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サゴワームを美味しく楽しむ食べ方

Bugma

つづいて、サゴワームを美味しく頂くためのおすすめの食べ方を紹介します！

1. そのままスナックとして

ビールとの相性もGood

今回購入したサゴワームは、塩をふったドライスナックになっています。

食感や味も良いので、まずはそのまま食すのをおすすめします！

ビールなどのお酒との相性も抜群なので、おつまみとして楽しんでみましょう。

2. 揚げ焼きにする

こちらはbugoom公式がおすすめしている食べ方です。

ドライスナックは乾燥してかなり軽い食感になっているので、揚げ焼きにするとジューシーさが増して美味しくなります！

3. 佃煮で和食の食材として

昆虫の佃煮 [*3]

もし食用のサゴワームが手に入るのであれば、佃煮として食べるレシピも存在します！

イナゴなどの昆虫を佃煮として食べる文化はもともと日本にあったものなので、和食の食材としてサゴワームを使うのもありです。

以下のCookpadのリンクから詳細を見ることができます。

昆虫の佃煮 by クックHJF3NY☆

サゴワームの栄養価

昆虫食は栄養価が高いとか言ってたけど、サゴワームにはどんな栄養が含まれているの？

Yome

Bugma

簡単にまとめると、サゴワームに含まれる栄養には次の３つの特徴があるよ。

牛肉よりも高タンパク・高エネルギー

Bugma

よく昆虫食と比較される牛肉と、100gあたりの主要な栄養素について比較してみました！

サゴワームは乾燥したものではありますが、エネルギー、タンパク質、脂質のいずれも牛肉よりずいぶん多いですね～。

かなり栄養がぎっしり詰まった食材といえそうです。

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鉄分がとても豊富

食用昆虫の中でも、サゴワームは特に鉄分が豊富です。[*6]

鉄以外のミネラル成分も多く含まれるので、サプリメントに劣らない優秀な食品だといえます。

飽和脂肪酸が多い点には注意

栄養価の高いサゴワームですが、飽和脂肪酸が多い[*6]点には注意が必要です。

飽和脂肪酸は乳製品や肉などに多く含まれますが、多くとりすぎると生活習慣病のリスクが高まってしまいます。

逆にとらなすぎても体に良くないので、美味しいものはほどほどに、が肝心ですね。

食用サゴワームを買うならbugoomがおすすめ！

今回私が食べたサゴワームは、bugoom（バグーム）のオンラインストアで購入しました。

昆虫食をあつかうショップはいくつかありますが、bugoomは以下の３つの点でおすすめです！

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初心者でも20種類以上の昆虫食を楽しめる

bugoomであつかっている商品は、20種類以上にもなります。

しかも、すべてドライスナックかパウダーとして加工されているので、初心者でも抵抗感なく食べられるようになっています。

私も今回サゴワームを試食しましたが、ドライスナックになっていると「虫っぽさ」がほぼなくなるので、すんなり受け入れられました！

初めて昆虫を食べてみる人にとっては、とてもおすすめのショップです。

今回のサゴワーム以外の昆虫食レポートも以下で紹介しているので、ぜひチェックにしてみてください！

オンラインで気軽に購入できる

食用昆虫を取り扱っている実店舗やレストランも存在しますが、まだまだその数は少ないです。

bugoomであれば、オンラインストアでいつでも気軽に購入することができます。

それに、自宅に取り寄せれば、誰かに見られることなくじっくり昆虫食を楽しむことができます。笑

厚労省の許可を得ているので安心・安全

「そもそも昆虫って食べても大丈夫なの？」という疑問をもつ人もいるかと思います。

ですが、bugoomであつかう昆虫食は、すべて厚生労働省の認可を得て安全性が保証された食品です。

甲殻類アレルギーをもつ人は食べられないものの、それ以外は安心して楽しむことができます。

まとめ

サゴワームを実際に食べてみて、その味を確かめてみました。

香りと味はアーモンドのような感じで、ほのかに甘味も感じられる美味しいスナックでした。

揚げ焼きや佃煮といった食べ方のバリエーションもあるので、食材としての可能性も大きいです。

鉄分が豊富で、牛肉を超える栄養価も注目すべきポイントです。

サゴワームをあつかうショップはいくつかありますが、初心者でも食べやすく加工されたbugoomがおすすめです！

ぜひこの記事の内容を参考に、ご自分でも昆虫食を楽しんでみてください！

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参考文献

*1: "SAGO WORMS【No.16】net.10g", bugoom（バグーム）, 日本サプリメントフーズ株式会社, 2020/08/02, https://bugoom.jp/worm/item_3387.php?child=3427

*2: "ヤシオオオサゾウムシ", Wikipedia, 2020/7/27

*3: "昆虫の佃煮", クックパッド, 2020/8/3, https://cookpad.com/recipe/5726628

*4: "SagoWorms10g(サゴワーム10g)", バグズファーム, 株式会社アールオーエヌ, 2020/7/27, https://bugsfarm.jp/shopdetail/000000000047/

*5: "アメリカン・ビーフに含まれる栄養成分", アメリカン・ビーフ&アメリカン・ポーク公式サイト, 米国食肉輸出連合会, 2020/7/27, https://www.americanmeat.jp/csm/knowledge/beef/beef_composition.html

*6: デイビッド・ウォルトナー＝テーブズ, 片岡夏実, "昆虫食と文明 ― 昆虫の新たな役割を考える", 築地書館, 2019